
想像できると思いますが、食欲と食事は、密接に関係しています。
「食事の何が食欲に影響するか?」というと、以下の4つです。
・カロリー
・栄養
・血糖値
・脳
それぞれ軽く説明します。
カロリー
当然、カロリーが少ないとエネルギー不足で食欲は乱れます。
成人女性であれば、「500〜700kcal/食」は必要なので、少な過ぎないかをチェックしましょう。
栄養
栄養不足も食欲を乱す原因になります。
なぜなら、エネルギー不足を招いたり、食欲抑制ホルモンを減らしたりするからです。
例えば、糖質や鉄が不足すると、カロリーを摂ってもエネルギー不足で食欲乱れます。
また、タンパク質や食物繊維は食欲抑制ホルモンを作ります。
なので、不足すると食欲が乱れます。
このように、カロリーだけでなく、栄養も食欲コントロールには重要です。
血糖値
血糖値が乱高下すると食欲は乱れます。
特に低血糖になると、エネルギー不足で食欲がかなり乱れてしまうのです。
例えば、糖の過剰摂取は、血糖値の急上昇→急下降による低血糖を招きます。
早食いも血糖値を乱します。
また、慢性的な糖質不足も低血糖の原因になります。
もちろん『欠食』も血糖値を乱す大きな原因の一つです。
脳
食欲は脳で作られるので、食事で脳に悪影響が及ぶと食欲が乱れます。
例えば、噛まずに食べると満腹中枢が刺激されず、満腹感が得られにくくなります。
他にも、加工食品や甘いお菓子など、味が濃いものは、脳への刺激が強く依存しやすく、食欲を乱しやすい。
また「ながら食べ」をすると、五感が刺激されないため、満足感が得られにくい。
こんな感じで、食事は食欲に大きく影響しています。
では、食欲落ち着かせる食事のポイントをまとめます。
・適切なカロリー(500〜700kcal)
・適量の糖質(60〜80g/食)
・タンパク質と食物繊維を摂る
・加工度が低いものを選ぶ
・3食食べる
・よく噛んで食べる
・集中して食べる
当たり前のことばかりですよね!笑
でも、痩せにくい人は、この当たり前ができていないことが多いのです。
日々の積み重ねが大きな結果に結びつきます。
今日からでもできることばかりなので、痩せたいなら実行してくださいね!
