
無意識にやっている「危険な座り方」
子どもたちの多くの人が何気なく行っている「カエル座り」や「ペタンコ座り」。

足を内側に折って座るこの姿勢は、体に大きな負担をかけている場合があります。
股関節が内旋される危険性
この座り方は、両脚の股関節を【内旋(内側にねじれる)】させてしまいます。
この内旋状態が長時間続くと、股関節まわり・ひざの筋肉や靭帯に無理な力がかかり、骨格のバランスが崩れていきます。
内旋型O脚・X脚の原因に
内旋が癖づくと、立ったときや歩くときの脚のバランスも崩れていきます。
その結果、内旋型O脚やX脚などの変形が進みやすくなります。
脚が曲がって見えるだけでなく、ひざ関節や足首、股関節にも慢性的な負担がかかってしまいます。
若い人でも将来、変形性関節症などに進行する恐れがあります。
正しい座り方に変えよう
楽だからといって危険な座り方を続けるのではなく、正しい姿勢で座ることが健康を守る第一歩。
特に成長期の子どもにとって、座り方は骨格の発達に大きな影響を与えます。
「正座」「あぐら」「長座」など、身体への負担の少ない座り方を心がけましょう!
