
「この痛みは冷やした方がいいですか?温めた方がいいですか?」
このよくいただくご質問にお答えします。
痛みの原因によって、冷やすべき場合と温めるべき場合があります。
捻挫・打撲・筋トレ・運動後などの「筋肉の傷み」の場合
これらは筋肉や関節を傷めた「急性の痛み」です。
このようなときは、アイシング(冷やす)が効果的です。
冷やすことで炎症や腫れを抑え、痛みを軽減することができます。
ただし、いつまでも冷やし続けると血行が悪くなり、回復が遅れることがあります。
そのため、冷やすのは目安として3〜4日程度までにし、それ以降は温めて血流を促すことをおすすめします。
パソコン作業などによる「筋肉のコリ」の場合
長時間のデスクワークや同じ姿勢の維持によって起こるコリや重だるさは、血行不良が原因となる「慢性的な痛み」です。
このような場合は、温めることで血流を良くすることが効果的です。

注意点
冷やすべき痛みを温めたり、逆に温めるべきコリを冷やしたりすると、症状が悪化する可能性があります。
ご自身で判断が難しいときは、無理をせず専門家にご相談ください。