運動が食欲に与える影響

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運動で食欲はどう変わる?3つの反応パターン

「運動するとお腹が空く」「いや、むしろ食欲がなくなる」

そんな風に、人によって運動後の食欲には違いがあります。

実は運動による食欲の反応は、大きく次の3パターンに分かれます。

① 食欲が抑えられるタイプ

激しい運動をすると交感神経が優位になり、体は『ピンチ状態』になります。

このとき、食欲は自然と抑えられます。スポーツ中にお腹が空かないのはこのためです。

さらに、有酸素運動には「セロトニン(食欲を抑えるホルモン)」の分泌を促す働きがあり、精神的な安定にもつながります。

② 食欲が強くなるタイプ

一方で、運動をするとカロリーを消費するため、体が「エネルギーを補給して」とサインを出し、食欲が強くなることもあります。

また「頑張ったからご褒美に食べよう」という心理も働きやすく、特に女性は「運動後に消費以上のカロリーを摂りがち」という研究報告もあるほどです。

③ 食欲が変わらないタイプ

中には、運動によって食欲にほとんど変化がないという人もいます。

これは、運動の強度や種類だけでなく、睡眠・栄養状態・ストレスレベルなどが影響しています。

傾向と対策まとめ

  • 激しい運動は一時的に食欲を抑える
  • 有酸素運動は、精神的な不調がある人の食欲を整える可能性がある
  • ダイエットで食事制限をしていると、運動で食欲が爆発することも

運動はとても良い習慣ですが、食欲とのバランスを見極めながら取り入れることが大切です。

今の自分はどのパターンか?」を知って、無理のない運動を習慣にしていきましょう!

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この記事を書いた人

姿勢専門整体院スタジオラクト代表。頭痛の専門家として活動。1978年、大阪生まれ。整体歴24年で、50000回以上の施術実績。頭痛・姿勢の専門著書など6冊出版。姿勢専門整体院『スタジオラクト』の経営。滋賀県教育委員会認定の『姿勢講座』を開講。『整体スクール』『ダイエットスクール』の運営・姿勢の講師『ブランドセラピスト®︎』育成、オリジナルマクラ『RAKUBI』の販売、お客様の体の痛みの緩和からセラピストのプロデュースまで行う。

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