
運動で食欲はどう変わる?3つの反応パターン
「運動するとお腹が空く」「いや、むしろ食欲がなくなる」
そんな風に、人によって運動後の食欲には違いがあります。
実は運動による食欲の反応は、大きく次の3パターンに分かれます。
① 食欲が抑えられるタイプ
激しい運動をすると交感神経が優位になり、体は『ピンチ状態』になります。
このとき、食欲は自然と抑えられます。スポーツ中にお腹が空かないのはこのためです。
さらに、有酸素運動には「セロトニン(食欲を抑えるホルモン)」の分泌を促す働きがあり、精神的な安定にもつながります。
② 食欲が強くなるタイプ
一方で、運動をするとカロリーを消費するため、体が「エネルギーを補給して」とサインを出し、食欲が強くなることもあります。
また「頑張ったからご褒美に食べよう」という心理も働きやすく、特に女性は「運動後に消費以上のカロリーを摂りがち」という研究報告もあるほどです。
③ 食欲が変わらないタイプ
中には、運動によって食欲にほとんど変化がないという人もいます。
これは、運動の強度や種類だけでなく、睡眠・栄養状態・ストレスレベルなどが影響しています。
傾向と対策まとめ
- 激しい運動は一時的に食欲を抑える
- 有酸素運動は、精神的な不調がある人の食欲を整える可能性がある
- ダイエットで食事制限をしていると、運動で食欲が爆発することも
運動はとても良い習慣ですが、食欲とのバランスを見極めながら取り入れることが大切です。
「今の自分はどのパターンか?」を知って、無理のない運動を習慣にしていきましょう!
