肋骨が潰れる!?ねこ背の恐怖

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ねこ背になると、自然と呼吸が浅くなります。

これは単に姿勢が悪いという問題にとどまらず、体内の構造にも大きく関係しています。

巻き肩による肋骨への圧迫

ねこ背になると、多くの場合「巻き肩(肩が前に入る姿勢)」も同時に起こります。

この巻き肩によって、肋骨が内側に圧迫されるような形になります。

柔らかい「肋軟骨」が変形する

肋骨の中でも胸骨(胸の中心の骨)と肋骨をつなぐ「肋軟骨」は、名前の通り柔らかく、姿勢によって形が変わりやすい特徴があります。

そのため、長時間巻き肩姿勢が続くと、肋軟骨が押しつぶされ、肋骨全体の形が変わってしまうのです。

呼吸が浅くなる → 酸欠状態に

肋骨が潰れると、胸が広がらず、肺がしっかり膨らめなくなります。

結果として呼吸が浅くなり、全身の酸素供給が不足します。

慢性的な酸欠状態は、疲労感や集中力の低下を招くことも。

内臓にも悪影響が…

ねこ背で体が『くの字』に曲がると、腹部のスペースも圧迫され、胃や腸などの内臓の働きも低下します。

消化不良や便秘などの原因にもなりかねません。

姿勢を整えることの大切さ

呼吸や内臓の働きを守るためにも、日常的に姿勢を意識することがとても大切です。

ねこ背にならないよう、定期的なストレッチや姿勢改善エクササイズを取り入れましょう!

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この記事を書いた人

姿勢専門整体院スタジオラクト代表。頭痛の専門家として活動。1978年、大阪生まれ。整体歴24年で、50000回以上の施術実績。頭痛・姿勢の専門著書など6冊出版。姿勢専門整体院『スタジオラクト』の経営。滋賀県教育委員会認定の『姿勢講座』を開講。『整体スクール』『ダイエットスクール』の運営・姿勢の講師『ブランドセラピスト®︎』育成、オリジナルマクラ『RAKUBI』の販売、お客様の体の痛みの緩和からセラピストのプロデュースまで行う。

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