
「基礎代謝を上げたいなら筋トレでしょ?」そう思っている方は多いですが、実はこの考え、少し危険です。
基礎代謝とは?
基礎代謝とは、何もしていなくても生命を維持するために使われるエネルギーのこと。
例えるなら、車のアイドリング時のガソリン消費です。
アイドリングでガソリンがガンガン減ったら、すぐガス欠になりますよね?
人間も同じで、基礎代謝が無駄に高すぎると、体に負担がかかります。
- すぐにお腹が空く
- 老化が早まる
- 体へのストレスが増える
そのため、基礎代謝は意外と変動しにくく設計されているのです。
基礎代謝が下がる原因とは?
本来下がりにくい基礎代謝ですが、下がってしまうケースもあります。
それは、エネルギー不足(食事制限など)が原因です。
体に十分なエネルギーがないと、命を守るために代謝を下げてしまいます。
筋トレでは基礎代謝は上がらない理由
筋トレをしても、基礎代謝はほとんど上がりません。
それどころか、エネルギーが足りない状態で筋トレをすると、筋肉が分解され、逆に代謝が落ちてしまうことも。
もちろん、筋トレ自体は良いことです。
体を引き締めたり、姿勢改善、体力維持には効果的です。
ただし、「基礎代謝を上げるため」だけを目的にするのは間違いです。
本当に代謝を整えるには?
代謝を健やかに保つためには
- エネルギー(カロリー)をしっかり摂る
- 睡眠を確保する
- 栄養バランスの良い食事を意識する
という土台作りが最優先です。
その上で、筋トレや運動を取り入れると、無理のない健康的な代謝改善が期待できます。
まとめ
筋トレで代謝を上げようとがんばっている人ほど、間違った知識で逆効果になっているケースが少なくありません。
「筋トレ=基礎代謝アップ」という思い込みは捨てて、正しい知識で健康的な体づくりを目指しましょう!
