
「食べ過ぎないために、腹八分目を意識しましょう!」
ダイエットの定番アドバイスとして、よく耳にする言葉ですよね。
でも実際、腹八分目ってどのくらいなのか、わかりますか?
多くの人は、正直よくわからないと思います。
なぜなら、食欲が乱れている状態では、お腹具合を感じ取るのはほぼ無理だからです。
過食傾向にある人が「お腹の感覚」で食べようとしても、食べ過ぎてしまうのがオチです。
そもそも、それができるならダイエットなんて必要ないはず。
お腹具合を感じられない理由と対策
腹八分目がわからないのは、「食欲の乱れ」が原因です。
だからこそ、まずは食欲を整えることが先決なんです。
その第一歩が、「空腹を感じること」。
ちょこちょこ食べていたり、甘い飲み物を頻繁にとっていると、胃腸に常に何か入っている状態になり、お腹の感覚が鈍ってしまいます。
これは、味の濃いものばかり食べていると味覚が鈍るのと同じ仕組みです。
空腹を感じるコツ
空腹を取り戻すために、やるべきことはとてもシンプル。
- 間食を減らす(甘い飲み物も含む)
- 1食の量を少し控えめにしてみる
- 空腹を感じていないときは、あえて食べない(欠食してもOK)
これだけで、胃腸の感覚は少しずつ戻ってきます。
理想は、1日3回の空腹を感じてから、食事をとること。
でも、最初は1日1回でも十分です。
空腹を感じた上で食事をすれば、間違いなく「お腹具合」も捉えられるようになります。
さらに、ゆっくり味わって食べることも、腹八分目の感覚を養うのに効果的です。
食欲が整えば、自然と腹八分目がわかるようになります。
それが、ダイエット卒業への第一歩です。
