
『危険なダイエット指導』って?
それは、一時的に痩せても、リバウンドしてさらに太りやすくなる指導のこと。
たしかに体重は落ちますが、その後に待っているのは
- 代謝の低下
- 食欲の乱れ
- 痩せにくい体質
結果、「1500kcalしか食べてないのに痩せない」というような、悪循環に陥ってしまうのです。
リバウンドが「軽くない」理由
リバウンドを繰り返すと、体や心に深刻なダメージが出ることも。
たとえば
- 過食・嘔吐などの摂食障害
- 無月経や骨粗しょう症
- 慢性的な代謝低下で、何をしても痩せない体に…
こうなると、健康的な生活を取り戻すのに何年もかかるケースもあります。
なぜ、やばい指導が横行するのか?
- リバウンドの知識がない
- クレーム回避で結果を急ぐ
- 実績を作るために無理をさせる
こうした理由で、本人の体の状態を見ずに痩せさせるケースが後を絶ちません。
見極めずに『痩せさせる』指導の例
- ご飯は120g以下
- カロリー1200kcal未満
- 禁止食品がある
- サプリ・薬の使用
これらは、誰にでも同じ方法を当てはめる指導。
体の状態に合っていなければ、必ずリバウンドします。
正しいダイエットとは?
本来、指導はこうあるべきです
- 代謝が落ちていれば、まず回復させる
- 食べ過ぎがあるなら、食欲を整える
- 運動不足なら、生活に運動を組み込む
つまり、「その人に必要なことを見極める」のがプロの指導。
「食事だけの指導」が危ない理由
痩せない原因は主にこの3つ
① 食べ過ぎ
② 栄養バランスの乱れ
③ 食べなさすぎ(=代謝低下)
でも、多くのサービスは①と②だけを見ており、③に気づかず逆に食事を減らしてしまいます。
それでも一時的には痩せるため、表面的には成功に見えますが、終了後にはリバウンドが待っています。
まとめ
短期的な「痩せた」が、長期的に「太りやすくなる」なら、それは失敗です。
ダイエットのゴールは、「体重も、食欲も、自分でコントロールできること」。
健康を守りながら、リバウンドしない体をつくりましょう!

