
ベジファーストとは『野菜を先に食べる食事法』です。
ベジファーストをすることで
・満腹感が得られて食べる量が減る
・血糖値が急上昇しにくい
というメリットがあると考えられています。
世の中の常識は『健康やダイエットにはベジファースト』となっていますよね。
管理栄養士の栄養指導でも、大半のケースでベジファーストが推奨されています。
先に野菜を食べて、お腹が膨れて食事量が減れば痩せるというのは賛成です。
食物繊維は、お腹膨らましますので、早食い&大食いの人は、ベジファーストで食事量は減ります。
こういう人は、ベジファーストをやると自然と痩せるでしょう。
でも、血糖値を気にしてベジファーストをしている人もいると思います。
確かに、さまざまな研究で、野菜を先に食べると血糖値が抑えられています。
健康な人は、正常範囲内で下がっただけなんです。
血糖値は80〜140mg/dlが正常範囲になります。
・糖化(コゲ)
・酸化(サビ)
・インスリン過分泌 などの問題を起こします。
もちろん、糖尿病のリスクも上がります。
ただ、これは、血糖値が160mg/dlとか上がればの話です。
正常範囲の80〜140mg/dlだと、そのリスクは高くありません。
健康な人がベジファーストをすると、140mg/dl→120mg/dlなど、正常範囲で血糖値が下がります。
ベジファーストをしなくても、正常範囲でおさまります。
問題はここからで、血糖値の上昇には、『食欲を抑える』というメリットがあります。
食事に満足感を感じる一番の要因は『血糖値の上昇』です。
ベジファーストして、血糖値が十分に上がらなかったらどうなりますか?
そう、満足感が下がるのです。
食後にお腹は膨れてるけど、なんか満足できずに、甘いもの食べた経験ありません?
それ、ベジファーストが原因かもしれません。
ベジファーストをすると、食事が終わった時には血糖値が上がっておらず、満足感が得られない可能性があります。
そういう場合は、『ライスファースト』を試してみましょう。
簡単に言えば『ごはんを先に食べる』ということです。
ご飯を先に食べると、食事中に血糖値が上がって満足感が得られます。
その結果、食後に余計な物を食べなくて済みます。
大切なことは、『自分が満足感しやすい食べ順』にすること。
満足できる食べ順で食事をして、ストレスなくダイエットを成功させましょう!