歩行時などの体への衝撃は、足で10%、残り90%を背骨で吸収します。
横から見た正常な背骨は、首の前弯、背中の後弯、腰の前弯の3つの弯曲で、体への衝撃を吸収します。
背骨の衝撃吸収率は、弯曲する場所や数が大きく関係します。
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衝撃吸収率
この背骨の衝撃吸収率は、方程式で表すことができます。
正常な背骨の弯曲は3つあり、衝撃を10分の1に軽減できます。
ですが、姿勢が悪く弯曲が2つになれば、その衝撃は5分の1になり、衝撃が2倍になります。
首ねこ背は、弯曲する場所が違い、他の姿勢は、弯曲数が少ない。
弯曲数が少ないと衝撃が吸収されず、体へのダメージが蓄積し痛みとなります。
姿勢が良い人と悪い人とでは、日々の疲れ方が違います。
これが『姿勢が悪い』と頭痛・肩こり・腰痛などの痛みが起こる理由です。
姿勢は見た目だけでなく、痛みのない生活を送るためにも、整えておくが重要なのです。