
まず前提として、頭痛に悩んでいる方は、整体やマッサージに行く前に、必ず病院で受診してください。
頭痛は、重大な病気の前兆である可能性があるため、自己判断はとても危険です。

まずは病院で検査を
「ただの頭痛だと思っていたら、実は脳の病気だった」というケースも少なくありません。
そのため、頭痛が続く・頻繁に起こる・今までにない強さや種類の痛みを感じる場合は、必ず病院で検査を受けましょう。
病院での検査の結果
- 「異常なし」
- 「肩こりやストレスが原因かもしれない」
- 「脳には問題なし」
といった診断が出た場合、そこで初めて次の選択肢として整体や手技療法を検討してください。
病院では見つからない『筋肉や骨格の問題』
医療機関で「異常なし」と診断されても、実際には筋肉の緊張や骨格の歪みが、血流や神経の流れを妨げ、頭痛を引き起こしているケースが多く見られます。
こうした問題は、画像診断などでは捉えきれないことも多いため、整体や姿勢改善のケアが有効になることがあります。
ただし、面倒だからといって最初から整体に行くのはNGです。
まずは医療機関で命に関わる問題がないことを確認することが、最優先です。
多くの頭痛の隠れた原因は『脳の酸欠』
医療機関で「問題なし」と診断された頭痛のうち、多くは脳の酸欠が原因だと考えられています。
脳が酸欠状態になると、「このままでは危険」と判断して、痛み=頭痛として警告を出すのです。
この酸欠には、大きく分けて2種類あります
- 体外的な酸欠:登山、高地、満員電車など、周囲の酸素が少ない環境によるもの
- 体内的な酸欠:姿勢の悪化や筋肉のこわばりによって、酸素がうまく取り込まれず脳に届かない状態
特に現代人に多いのが、体内の酸欠です。
脳の酸欠は“『後遺症』が残る危険も

肩こりや腰痛と違い、頭痛は脳に直接ダメージを残す可能性があるため、決して軽視してはいけません。
「我慢すれば治る」
「薬を飲めばいい」
という考えで放置していると、後遺症や慢性化を招く恐れがあります。
頭痛は体からのSOS。まずは医療機関へ!
頭痛にはさまざまな種類があり、原因も人によって異なります。
中には、命に関わる病気のサインである場合もあります。
頭痛に悩まされている方は、まず病院で原因を確認し、その上で、「異常なし」と言われたら、整体やケアの施術を受けてみてくださいね!
