僕の専門は「姿勢」なのですが、「頭痛改善」が得意です。
僕が頭痛改善にこだわる理由は、頭痛の先にある脳へのダメージなのです。
では、脳へのダメージについてお伝えします。
三大成人病とは?
三大成人病と言われる病気は、悪性新生物(がんなど)、心疾患(心筋梗塞など)、脳血管疾患(脳卒中など)この3つです。
その中で、脳血管疾患が頭痛と大きな関係があります。
この脳血管疾患は、3割近くが寝たきりになってしまいます。
脳梗塞と脳卒中
脳卒中の原因の7割が脳梗塞で、この脳梗塞は「脳の酸欠死」と言われています。
梗塞は、脳の血管が詰まって塞がったために生じる病気です。
脳細胞は、血液から酸素をもらい呼吸をしています。
動脈が詰まると酸素が運ばれなくなり、 酸欠で脳細胞は壊死を起こします。
怖いのが、一度壊死した脳細胞の回復はほぼ不可能なのです。
「脳の酸欠」という危険
頭痛の原因も脳の酸欠です。
酸欠状態になると、脳細胞がどんどん死んでしまいます。
酸欠といえばわかりやすいのが「高山病」です。
アルピニストの野口さんがこう話されていました。
[aside]登山家でヒマラヤに行ってる人で、ボケる人が多いんですよ、本当に。50代半ばぐらいでエベレストに10回登った、有名なシェルパがいるんですけどね。10回とも無酸素で登ってるんです。彼は50代半ばですけど、もうボケてしまっているんです。[/aside]
姿勢を整えることで頭痛が改善する
僕が頭痛改善が必要だと言っている理由は、「痛みの改善」だけではないのです。
脳の酸欠が引き起こす「脳へのダメージ」
そして、「脳へのダメージ」が引き起こす、さらに危険な病気を防ぎたいと想いがあり「頭痛改善」に力を注いでいます。
その頭痛を改善させるためには、原因となる姿勢を改善させる必要があるのです。