【自分で捻挫をしてた】関節が柔らかい人ほど捻挫しやすい!

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前回(1週間前)は、坐骨神経痛で来店していただき、痛みはかなり回復したようなのですが、次は、「くるぶしが痛い!」とのこと。

痛み方が普通じゃないと感じたので「座り方や、歩き方で、何か変えてませんか?」と聞くと、「お尻が痛かった時に、変な座り方をしてました」それを続けてたと言うので、どんな座り方をしていたのかを聞きました。

「そりゃくるぶしが痛くなるよね…」って座り方でした。

目次

ひざやくるぶしの痛みの原因は、関節の曲げ方に問題がある

まず、地べたでの座り方を見せていただきました。

お尻が痛かったのでお尻を浮かすために、痛いお尻の反対側の足首を敷いて座っていたようです。

椅子に座る時もお尻を浮かすために、足首を敷いて座っていたようです。

後ろから見るとこんな感じです。

怖いのは、この姿勢がくるぶしの痛みの原因になっていることに本人が気づいていないことなんです。

この姿勢は、特に足首の悪い座り方なのです。

捻挫は、足首を内反させ過ぎた痛み

足首は、いろいろな動きがあります。

日常で必要なのは、この背屈と底屈ですが、そのほかにもいろいな動きがあります。

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底屈(30°〜50°)
背屈(20°〜30°)
外転(5°〜15°)
内転(15°〜25°)
内反(30°)
外反(20°)

内がえし=内反+内転+底屈
外がえし=背屈+外転+外反

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そして、足首の痛みで多いのが捻挫です。

捻挫は、この内反し過ぎた時に出る痛みです。

この座り姿勢がまさに内反し過ぎなのです。

それを前回に伝えたところ、今回は足首の痛みは無くなってました。

頭痛・肩こりなどの原因は、ほとんどが日常姿勢が原因です。

自分で作り出した痛みなので、その原因を探すことで、再発を防ぐことができます。

でも、自分ではわかない…」という方は、一緒に原因を探しますので、言ってくださいね。

 

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この記事を書いた人

姿勢専門整体院スタジオラクト代表。一社)ポスチャーポジション協会 代表理事。頭痛専門家。1978年、大阪生まれ。
塗装業で痛めた腰痛に苦しみ整体師の道に進む。その後、交通事故がキッカケで頭痛が発症。約2週間働けなくなり、自身で頚椎の施術を試みたところ回復、独自メソッドを考案。頭痛の専門家として施術を行う。頭痛緩和の効果を上げるためにオリジナルマクラ『シンデレラネックピロー』を開発。睡眠時の正しい寝姿勢が保てることで、頭痛の緩和や予防に効果があると評価が高い。
頭痛の原因となる姿勢の大切さと正しい姿勢を伝える姿勢講座が、滋賀県教育委員会の認定講座となり県内11の小学校で講座開催。頭痛・姿勢の専門家としてテレビ、新聞などメディアに多数出演。整体師の育成にも力を入れる。
整体歴22年、のべ50000回以上の施術実績あり。著書には姿勢の入門書『シセイトリセツ』(アメージング出版/2019)がある。

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