姿勢の先生「グッチ」こと山口 克志です。
「痛みに邪魔されず、生活できることに幸せを感じてほしい」
こんな想いでこのメルマガを書いています!
誰もが一度は経験がある筋肉痛ですが、この痛みは「どんな時に」「どこで」起こっていると思いますか?
これを知っているだけで、危険な対処をしなくなるかもしれません。
筋肉痛はどこで起こる?
筋肉の表面には 筋膜(きんまく) という膜があります。
筋肉の痛みは、この筋膜が引っ張られると危険を感じ、痛みを出します。
筋肉痛はどんな時に起こる?
筋肉は、筋膜に覆われ「間質リンパ液」という水分に満たされ、水風船のような感じになっています。
そこに心臓のポンプ(鼓動)で、動脈に流れに乗って栄養(酸素など)が運ばれてきます。
動脈の流れは、心臓が止まらない限り止められません。
動脈からの栄養などは筋肉内の細胞に届けられます。
そして、栄養は細胞で使われ、老廃物(二酸化炭素・乳酸など)を排出します。
排出された老廃物は、筋肉がゆれることで、静脈へ流れます。
体が適度に動いていればこの循環が行われ、筋肉は硬くならないので痛みは出ません。
常に動脈からは栄養が届けられますが、筋肉を動かさないと細胞が排出する老廃物が静脈に流れず筋肉蓄積します。
この老廃物がどんどん蓄積すると、筋肉内の圧力が増し、筋膜が伸ばされた時に痛みが発生します。
これが、肩こりなどの こり が原因の筋肉痛なのです。
次回のメルマガは 【知らないと損する!?】痛みがある箇所が原因とは限らない! です。
実は、痛いところ=原因 ではないことが多いのです。
ここを間違うと、症状を悪化させてしまう可能性がありますので、とても重要になります。