ねこ背は自分で作っている!?

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【姿勢を整え、元気なココロとカラダを創る】

姿勢の先生「グッチ」こと山口 克志です。

「みなさんが痛みに邪魔されず、生活できることに幸せを感じてほしい」そんな想いでこのメルマガを書いています!

目次

痛みの原因となる「ねこ背」

頭痛・肩こり・腰痛など様々な痛みの原因となるのが「ねこ背」です。

「ねこ背を治したい!」と思う方はたくさんいると思いますが、原因を知らないと、ねこ背を悪化させてしまうことがあります。

 

ねこ背の人が背筋を鍛える

「背中が丸いのは、背筋が弱いから」と背筋を鍛える人がいますが、それ、とても危険です!

ねこ背は、正面(腹筋・胸筋など)の筋肉が縮んでいる姿勢です。

正面の筋肉が縮んだまま背筋を鍛えると、正面の筋肉と背面の筋肉、両方を縮めることになります。

両方のの筋肉が縮むと背骨や椎間板が圧迫され、圧迫骨折や椎間板ヘルニアなどの原因になってしまうのです。

まずは、ねこ背の原因となる胸筋や腹筋などをゆるめることが大切なのです。

この順番を間違えると、せっかくの運動が怪我の原因になってしまいますので、ご注意ください。

 

ねこ背をになるストレッチ

痛みの改善や元気になるためにしているストレッチがねこ背になっている可能性があります。

それが「腕を前に引っ張るストレッチ」です。

人は顔が正面にありますので、日常の作業は正面の筋肉を縮めて行います。

この姿勢は、胸筋が縮み肩関節や肩甲骨が前に引っ張られ、巻き肩の原因になります。

背中の筋肉(肩甲骨周辺の筋肉)は、巻き肩にならないように縮み硬くなるのが、背中のコリです。

腕を引っ張るストレッチをすると、肩甲骨周辺の筋肉が伸ばされ、ねこ背が悪化してしまいます。

すべてのコリに理由がありますので、「背中の筋肉が張っている」からといって、揉んだり・引っ張ったりしないでくださいね。

頭痛・肩こり・腰痛などの痛みを引き起こす「ねこ背」の原因は 姿勢 です。

「立つ・歩く・座る・寝る」の基本4姿勢を学び日常生活で意識するだけで、痛みは改善し痛みの出にくいカラダに変わります。

 

次回は、【頭痛・肩こりを解消!】元気なカラダを創る寝姿勢①

カラダの回復に重要な 寝姿勢 についてお伝えします!

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この記事を書いた人

姿勢専門整体院スタジオラクト代表。一社)ポスチャーポジション協会 代表理事。頭痛専門家。1978年、大阪生まれ。
塗装業で痛めた腰痛に苦しみ整体師の道に進む。その後、交通事故がキッカケで頭痛が発症。約2週間働けなくなり、自身で頚椎の施術を試みたところ回復、独自メソッドを考案。頭痛の専門家として施術を行う。頭痛緩和の効果を上げるためにオリジナルマクラ『シンデレラネックピロー』を開発。睡眠時の正しい寝姿勢が保てることで、頭痛の緩和や予防に効果があると評価が高い。
頭痛の原因となる姿勢の大切さと正しい姿勢を伝える姿勢講座が、滋賀県教育委員会の認定講座となり県内11の小学校で講座開催。頭痛・姿勢の専門家としてテレビ、新聞などメディアに多数出演。整体師の育成にも力を入れる。
整体歴22年、のべ50000回以上の施術実績あり。著書には姿勢の入門書『シセイトリセツ』(アメージング出版/2019)がある。

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