突然の電話でした
営業も終わり外食している時に携帯電話が鳴りました。
「先生、夜分に失礼します。今弟が大変な事になりました。今から先生の所には行けませんか?」
「僕は今外にいるので、すぐには戻れません。どうされましたか?」
「弟が接骨院に行って、そこで動けなくなりました。外ですか‥失礼しました。また連絡します」
【5分くらいして‥】
「先生、接骨院の先生が救急車を呼んだようで、病院に行く事になりました。また連絡しますね」
「何が起こったのか?がわかりませんが、病院でしっかり診てもらってくだい。」
【3日後】
その弟さんから2年ぶりくらいの予約が入りました。
腰とひざに手を当て腰をかがめながら来店されました。
腰が伸ばせず、でも、座るのも痛い。
そんな状況でしたので、ゆっくりと寝てもらい話を聞きました。
「この前、腰が痛くなったので近くの接骨院に行ったのですが、腰を揉まれてだんだん痛みが強くなったんです。帰ろうとした時に体を起こそうとしたら激痛がはしって、動けなくなりました。冷や汗で服がビチャビチャでした。それを見ていた院長さんが救急車を呼んでくれました。」
「あの電話の時ですね」
「そうです、それを見ていた家族が電話をしたみたいです」
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【施術後】
「あ‥先生、先生、立てます。。この前、どこの整体も同じやと思っててあんな事になったんで、、やっぱり違いますね!」
「そうでしょ」
「もし痛みが出たら、すぐ来ます!」
失敗は成功のもと
僕も若い頃、首の施術で「何日も肩が痛くなった」「腕が痺れるようになった」などの失敗をしたのを思い出しました。
一番ツラかったのはお客さんですが、店に救急車が来た院長の事を考えると、ゾッとします。
18年の経験を経て、失敗することは無くなりましたが、どんな事も経験なんだと思います。
運動の指導も同じで、僕のところにはよく「運動して首が動かなくなった‥」「腰が痛くなった‥」など、知識の少ない人の運動指導がお客さんの体を痛めていることが多いのです。
人の体をケアするという事は、それだけ危険が伴うということを理解しておかないといけない。
特に首の施術は危険が伴うのですが、伝えられる人が少ないので、安全で効果的な施術を伝えていくスクールを再開しようと思います!
[box class=”blue_box” title=”首が治せるようになると”] ・頭痛改善・肩こり軽減
・呼吸がしやすくなる
・自律神経が整う
・姿勢が良くなる など[/box]
僕が整体を続けてこれたのはこの施術のおかげですので、本気で体のケアをしたいという方がいたら、この技術を伝承していこうと思います!