【断食って何がいいの?】断食やファスティングの効果について

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「断食」というと、大層に思われるかもしれませんが、そんなにむずかしいものでも、危険なものでもありません。

「断食」も「断捨離」も大変だと思っている人は、物事をむずかしく考える癖があるのかもしれません。

物事は、シンプルに考えると解決策が見つけやすいと思います。

今回は、「なぜ断食をするのか?」や「シンプルな考え方」について書いてみようと思います!

ちなみに、僕にとっての断食をする理由は、デトックスと欲求のコントロールです。

目次

断食は、体の断捨離

断食は、体(体内)の断捨離です。

ちなみに断捨離とは、ヨガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用したものです。

  • 「断」:入ってくる不要なモノを断つ
  • 「捨」:不要なモノを捨てる
  • 「離」:モノへの執着から離れる

現代の病気のほとんどが、「食べ過ぎ」が原因と言われています。

断食は、体内に溜まった脂肪、宿便、環境毒素、活性酸素など、増えすぎた要らないモノを減らすためにします。

断食を簡単にまとめたブログはこちら

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デトックスについて

デトックスの意味は「解毒」です。

解毒とは、体内から不要な老廃物や毒素を排出することです。

ちなみに排泄の割合はこちら↓

髪の毛も、排泄機能の一つで、水銀など体に有害な物を髪の毛に溜めて外へ排泄します。

現代人は過食しやすい傾向にあり、栄養も余分に取りすぎていたり、添加物や農薬などを取りすぎているのです。

体内に入った毒は、排泄が追いつかず体内に蓄積してしまいます。

アレルギーについて

そして、そのデトックスと大きく関係するのが、アレルギー反応です。

このアレルギーは、いろいろなことが引き金となって引き起こされています。

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  • アレルギー体質
  • 環境汚染  (水質汚染物質・ホリムアルデヒドなど)
  • アレルゲン (ダニ・ほこりなど)
  • 加工食品 (添加物・農薬など)
  • 体調  など[/aside]

もともとアレルギー体質な人でアレルギー症状が出る人もいますが、多くの場合は体の外から入ってくるものが原因となります。

人には体内に一定量、不要物や毒が溜めておくことができますが、溜めておける量を超えた時にアレルギー反応は起こります。

アレルギー反応は、体内に不要物や毒が溜まり、本来の排泄では追いつかない状態になってるので、それを排泄するためにいろいろな方法で排出しようとしている症状なのです。

例えば、花粉症は、くしゃみ・鼻水・涙で、アトピー・蕁麻疹は、皮膚から体の外へ出そうとする行為です。

ただ、このコップは、人によって違うので、環境が同じでも症状が出る人と出ない人がいます。

消化・吸収・排泄

本来人間は、消化・吸収・排泄という行為をしてます。

その中でも、消化に70%ものエネルギーを費やしているらしいです。

食後に眠くなるのは、消化のためにエネルギーを使うから、他の活動を休ませるためです。

消化に負担のかかる食事(肉類やアルコールなど)・食事の量が多い・食事の回数が多いと排泄や新陳代謝に使えるエネルギー量が少なくなり、排泄が追いつかなくなります。

断食の役割は、エネルギーを排泄に向け、排泄を活発にするためです。

断食をすると、ニキビができたり、口の中がベトベトしたりするのも排泄が行われているからです。

ダイエットと断食

実は、ダイエットも断捨離の一つです。

シンプルに考えてほしいのが、太った原因は、「食べたから」です。

決して運動をしなかったからではありません。

大切なのは「問題をすり替えて、食欲から逃げることをしない」ということです。

よく「断食はダイエットが目的でしてはいけないない」と言われますが、無駄な脂肪や水分(むくみ)を減らすこともデトックスの一つです。

運動も汗をかきますので、デトックスにはとても効果的です。

ダイエットの考え方は人それぞれでいいと思うのですが、食事を制限しないと原因は解決しません。

運動で一時的に痩せたとしても、もしケガでもして運動ができなくなったら消費カロリーが減るので、どんどん太ります。

残念ながら、運動ができなくなっても、急に食欲は落ちませんので。

ベストなのは、「運動をしながら食事制限もする」です!

断食を成功させるのに大切なことは

成功の秘訣は「間違った思い込みを外すこと」です。

多くの人が「食べないと調子が悪くなる」「食べないと動けない」などと言った食べ物ないことへの恐怖を持っていることです。

しかし、よく考えていただきたいのは、現代病と言われる肥満・高血圧・糖尿病など、多くの病気が食べ過ぎによるものばかりなのです。

これからの病気予防は、何かを足す(食べる)かではなく、いかに引く(減らす)かなのです。

しかし、食べ物を減らすというのは、ツライことです。

ですので、自分に都合のいい「やらなくていい理由」を探してしまう人が多いので、自信がなかったら実践している人にアドバイスをもらいましょう。

断食に成功している人は、間違った思い込みがないので、きっと「食べなくて全然いけるよ!」って言ってくれます。

断食の効果

僕が断食を始めたのは4年前です。

きっかけは長くなるのでここでは書きませんが、ある日低血糖で倒れてしまったことがあるのです。

そこからいろいろなことを学んでいる間に、この断食に辿り着きました。

それを機に1日1〜1.5食になりました。

僕が断食をして変わったことは、花粉症がかなり改善したことと、蕁麻疹が出にくくなったことです。

毎年、2月〜5月まで、花粉症で鼻水がズルズルだったのが、5月の一時期だけになりました。

大きいサイズのコンタックを買って、毎日飲んでいたのがここ4年花粉症の薬は買っていません。

そして、高校生の時からだんだんと魚介類で蕁麻疹が出るようになり、いつもビクビクしながら魚介類を食べてました。

蕁麻疹が出ると腹痛と熱が出て寝込んでしまいますので、いつもアレルギーの薬を持ち歩いてました。

子供の頃にはアトピーで寝ている間に搔きむしり、血だらけになったいたほど悩まされりほどのアレルギー体質だったのですが、最近はアレルギー症状がほとんど出ません。

断食のやり方や回復食についてはこちら

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この記事を書いた人

姿勢専門整体院スタジオラクト代表。一社)ポスチャーポジション協会 代表理事。頭痛専門家。1978年、大阪生まれ。
塗装業で痛めた腰痛に苦しみ整体師の道に進む。その後、交通事故がキッカケで頭痛が発症。約2週間働けなくなり、自身で頚椎の施術を試みたところ回復、独自メソッドを考案。頭痛の専門家として施術を行う。頭痛緩和の効果を上げるためにオリジナルマクラ『シンデレラネックピロー』を開発。睡眠時の正しい寝姿勢が保てることで、頭痛の緩和や予防に効果があると評価が高い。
頭痛の原因となる姿勢の大切さと正しい姿勢を伝える姿勢講座が、滋賀県教育委員会の認定講座となり県内11の小学校で講座開催。頭痛・姿勢の専門家としてテレビ、新聞などメディアに多数出演。整体師の育成にも力を入れる。
整体歴22年、のべ50000回以上の施術実績あり。著書には姿勢の入門書『シセイトリセツ』(アメージング出版/2019)がある。

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