【なんで先生は白衣を着ないのですか?】僕が白衣を着ない理由

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僕は整体歴18年になります。

これまでに「なんで先生は白衣を着ないのですか?」と、何度か聴かれたことがあります。

整体師=白衣 みたいなのがあるのかもしれませんね。

僕は今後も白衣を着ることはありませんので、その理由をお伝えしようと思います。

目次

「白衣」着用の意味

僕が通ったカイロプラクティックの学校は、白衣着用が義務化していたので、そこではじめてネーム入りの白衣を買いました。

当時の先生に「なぜ白衣を着るのですか?」と聞いたところ、「白衣には威厳がある。お客さんと上下関係をしっかり作るため」「孫にも衣装で、新人でも白衣を着ていたらそれなりに見える」と言われました。

その時は、「そうなんだ!」と納得し、数年間は僕も白衣を着ていました。

しかし、何年か経った時にお客さんに「白衣ってなんか圧迫感ありますよね」と言われたことがありました。

「制服」だと思い気にしてなかったのですが、調べてみると白衣には意味があることに気付きました。

例えば

[box class=”blue_box” title=”お医者さん・看護師さん”]血液感染などの危険から血液の付着が発見しやすいために白衣を着用[/box] [box class=”blue_box” title=”薬剤師さん・研究員の方”]薬を扱うので、こちらも薬剤の付着が発見しやすいように白衣を着用[/box]

キチンと意味があるのです。

整体師=白衣?

僕たちは血液に触れることも薬剤に触れることもありませんので、白衣を着用しないといけない理由はありませんでした。

その時に、カイロの学校の先生に言われた「威厳?孫に衣装?」のことをふと思い出し、白衣を着ることに抵抗感が生まれました。

同時に「威厳なんて要らない!自分がしっかりお客さんの痛みと向き合えば自然と信頼関係が生まれるはずだ」と思うようになりました。

威厳は、僕が上から話をする関係を作ってしまい、お客さんが何も言えない環境を作ってしまう可能性があると感じました。

僕を頼ってきてくださったお客さんの「体を元の状態に戻すお手伝いをする」のが僕の仕事なので、いろいろなことを伝え合える関係を作りたいと思ったので、すぐに白衣をやめました。

白衣はとても清潔感があって良いと思いますし、白衣を着ている整体師さんが「威厳」が欲しくて着ているとは思っていません。

ただ、そんな理由から僕は白衣を着なくなっただけです。

整体師=白衣 というイメージがあるようで、何度も聞かれるので理由をお伝えしました。

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この記事を書いた人

姿勢専門整体院スタジオラクト代表。一社)ポスチャーポジション協会 代表理事。頭痛専門家。1978年、大阪生まれ。
塗装業で痛めた腰痛に苦しみ整体師の道に進む。その後、交通事故がキッカケで頭痛が発症。約2週間働けなくなり、自身で頚椎の施術を試みたところ回復、独自メソッドを考案。頭痛の専門家として施術を行う。頭痛緩和の効果を上げるためにオリジナルマクラ『シンデレラネックピロー』を開発。睡眠時の正しい寝姿勢が保てることで、頭痛の緩和や予防に効果があると評価が高い。
頭痛の原因となる姿勢の大切さと正しい姿勢を伝える姿勢講座が、滋賀県教育委員会の認定講座となり県内11の小学校で講座開催。頭痛・姿勢の専門家としてテレビ、新聞などメディアに多数出演。整体師の育成にも力を入れる。
整体歴22年、のべ50000回以上の施術実績あり。著書には姿勢の入門書『シセイトリセツ』(アメージング出版/2019)がある。

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