【命をいただく】豚の丸焼きを通して「いただきます」の意味を学ぶ

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少し前の話ですが、学校で「給食費を払っているんだから、いただきますを言わせる必要がない」というニュースがありました。

残念な気持ちになりますが、それは、そのお母さんも本当の「いただきます」の意味を知らないからであって、仕方ないことなのかなぁって思います。

ちなみに「いただきます」には、2つの意味があります。

目次

「いただきます!」の意味

食事に携わってくれた方々への感謝

動物を育ててくれた人・野菜を作ってくれた人・魚を獲ってくれた人だけでなく、料理を作ってくれた人・配膳をしてくれた人など、その食事に携わってくれた方々へ感謝のこころを「いただきます!」の言葉で表しています。

食材への感謝

肉や魚はもちろんのこと、野菜や果物にも命があります。

決して食べられるために生れてきたわけじゃないのです。

でも、僕たち人間は、この命を奪って食べないと生きていけません。

なので、食事をする前に、犠牲になった命があること、命の重みをかみ締めて生きていかねば申し訳ないという想いから「(命を)いただきます」という言葉が生まれました。

「命をいただきます」「○の命を私の命にさせていただきます」と、それぞれの食材に感謝することが大切なのです。

子豚(約5kg)の丸焼き

お世話になっているハッピー山で「豚の丸焼きをする!」と聞いたので、手伝いに行ってきました!

それがこの子豚さんで、今回は、前日にボイルしてくださっていたようです。

参加されていた大人の方たちは「なかなかこんな経験できないしなぁ」という声があがり、子供達も「うわ〜コワ!!」って言いながら、興味津々でした。

専用の道具がないので、鉄の棒を刺してワイヤーで固定していました。

その豚さんを火の上にセットして、全身に油を塗ります。

こんな感じでクルクル回しながら焦げないように全身を焼いていきます。

本来なら4〜5時間くらいかけて焼くのですが、今回はボイルしてあったので、表面だけ焼いてパリパリにしました。

「大切にいただきます!」と思いながら、この豚さんを解体しました。

まずは、足を切り離し、そこからお肉を削いでいく感じです。

豚さんは、「捨てるところがない」と言われるほど無駄がないので、解体しながらお肉を切り分けていきました。

顔の皮まで綺麗に削ぎ、美味しくいただきました!

動画の中で切り分けてる豚の鼻がめっちゃ美味しいんです!

しかも限定1個です!

骨は、フラノアがよろこんで食べてました!

贅沢な食事ができて大満足だったと思います。

感謝の反対語は「当たり前」

感謝の反対語は「当たり前」です。

命を奪いながら生きているという「感謝」が薄れてきて、命に感謝できない人が増えるのは、とても怖い事だと思います。

大量に食べるということは、大量に命を奪っているということ。

普段から「不要な殺生を減らすためにも」暴食をやめ、無駄に注文しない・残したりしないように心がけ、感謝して食事をしたいと思います。

 

今日、最初に怖がっていた子供たちも「肉ほしい!」「美味しい!!」ってよろこんでました。

どんなかたちでもいいので、「あなたが生きれてるのは、他の生き物のおかげなんだよ!」って気づかせてあげることだと思います。

日常生活に中にあるたくさんの「感謝」に気づける人になってもらいたいと思います。

「食」の字は、「人」が「良」くなると書きます。

食事をするたびに、たくさんのことに「感謝」ができる「良」い「人」間になりたいものです。

「豚の丸焼きをしたい!」って時は、呼んでくださいね!

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この記事を書いた人

姿勢専門整体院スタジオラクト代表。一社)ポスチャーポジション協会 代表理事。頭痛専門家。1978年、大阪生まれ。
整体歴23年で、50000回以上の施術実績。頭痛・姿勢の専門著書を3冊出版。また、滋賀県教育委員会認定の『姿勢講座』を開講。会員整体院『スタジオラクト』の経営。滋賀県教育委員会認定の姿勢講座を開催。姿勢の講師『ブランドセラピスト®︎』育成、整体スクールの運営、オリジナルマクラの販売など、お客様の体の痛みの緩和からセラピストのプロデュースまで行う。

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