危険な食事の代表が『おかずが多い食事』です。

『おかずが多い=贅沢・幸せ』と感じる方は多いかもしれません。
しかし実はこの考え方、戦後の食糧難を乗り越えた食の豊かさの象徴として定着したものに過ぎません。
おかずが多い食事は、一見すると栄養たっぷりで体に良さそうに見えます。
ですが、実際には三大栄養素のバランスが崩れ、糖質が不足し、脂質過多になりやすいという落とし穴があります。
このような食事スタイルが広まったことで、生活習慣病などの健康リスクが増えたとも言われています。
伝統的な食事スタイル
近年では、『日本食』や『一汁三菜』といった、バランスのとれた伝統的な食事が見直されています。
にもかかわらず、『おかずが多い=良い食事』という価値観が根強く残っているのが現状です。

食事の基本は「主食・主菜・副菜・汁物」
「食事」という言葉が示すように、本来の食事は
- 主となる食べ物(主食)
- 主となるおかず(主菜)
- 栄養を補う副菜や汁物
この組み合わせによって、体に必要な栄養をバランスよく摂取できるのです。
「一汁一菜」「一汁三菜」のメリット
栄養バランスが整いやすい
主食・主菜・副菜・汁物を組み合わせることで、三大栄養素・野菜・たんぱく質などを無理なく摂取できます。
食事準備の負担が軽くなる
おかずをたくさん作る必要がなく、献立を考えるストレスも軽減されます。

健康と心の余裕のために
『一汁一菜』や『一汁三菜』は、忙しい現代人にも取り入れやすく、健康と心の余裕の両立を目指せる食事スタイルです。
わざわざお金をかけておかずを増やし、時間を使い不健康になる必要はありません。
不健康な食事にお金を使って太り、さらにダイエットにもお金をかける‥こんな悪循環は、もう終わりにしましょう。
食の在り方を見直し、体も心も整えていきましょう!
